医学部予備校メディセンス

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医学部・合格体験記

「一次止まり」が続いた時は本当に苦しかった。周囲の支えがあって乗り越えられました。

帝京大学・医学部の合格体験記(2024年度)


S君
東京都出身
帝京大学 合格
獨協医科大学 合格

 

勉強法

 


 

―この1年、どう勉強してきた?

朝の授業前の時間を大切にしていました。また1週間のルーティンを固定して崩さないように心がけていました。それまでの浪人生活で、夜型になってリズムを崩した経験があったので。
数学、生物、化学は知識や解法の単純暗記にならないように論理立てて考え定着させ、考えたらいつでも脳から取り出せるような勉強を心がけていました。「知識量はあるけど本番だと解けない」「模試の判定は良いけれど本番では一次止まり」という経験を重ねて来たので、それを克服するための一年でした。

 

―メディセンスでの勉強方法として意識していたこと

暗記以外の勉強はテラコヤで完結させることです。暗記だけは時間と場所を問わずやりましたが、それ以外は「この場所で終わらせる!」と意識していました。勉強の密度を高めるために有効だったと思います。

 

―不安や辛いことはあった?

目標と自分の出来との乖離(9月後半〜11月頭)を受けとめるのは大変でした。ただ今年は、そこから諦めずこれまで以上に努力することを自らに課し、実行することが出来ました。

 

対策・克服

 


 

―苦手の克服の方法

色々と試しましたが、覚える系は「自分でまとめ直す」ことも含めて手を動かす。思考系は何度も見返して先生が模範として見せてくれた思考プロセスを繰り返してトレースしました。覚え切れない項目は、各科目間違えノートを作りました。

 

―受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法は?

全科目、読解の際、一文一文、自分の理解ができる範囲をスラッシュで区切って読解することです。「読めない」一因は、自分が処理できる情報単位を超えて読もうとしていることにあります。ならば「処理できる単位」にまで区切って確実に読む。そういった技術を叩きこまれました。
生物化学は図を書くことを習慣化していました。また英語は、英作文が文法力強化と自分の弱点を発見するのにすごく効果的でした。受験する大学で英作の出題がなくても、英作のトレーニングは日常的に積んでおくべきだと思います。

 

―受験勉強の中で「一番苦労したこと」は?

本番で出し切る力を身につけることです。そのためにこの1年は外部模試も積極的に受けに行き、先生の目の前で解く経験も数多く重ねました。そして志望度が高い大学の過去問や類題は徹底的にやり込みました。各大学ごとのフォーマットに習熟し、「そこにはめ込めばOK」と言えるくらいまで叩き込んで行きました。

 

―英語の学習に関して

単語は覚えていて当然で、すぐに引き出せる瞬発力を意識していました。また読解も、精読だけでなくスピードを意識していました。英作は自分の文法・構文力を鍛える良いトレーニングでした。

 

―数学の学習に関して

解法暗記で通用しなかった経緯があり、迷いの森にハマっていた中で指針を与えてくれたのが千島先生で、全面的に従いました。「頭の使い方を改善する」が大テーマで、自然にやることが流れてくるように頭を使うトレーニングを行いました。

 

―化学の学習に関して

暗記中心の勉強で通用しなかった経緯があり、困っていた中で指針を与えてくれたのが千葉先生で、全面的に従いました。過去問の誤答には自分の癖が色濃く出ていたので、直前期はまとめて毎日見返すようにしていました。

 

―今年はどんな環境で勉強してきた?

寺子屋でやりきるイメージを持って勉強していました。また集中力を保つためにも週2でジムに行き、30分汗を流していました。

 

―受験勉強を頑張れた秘訣は?

先生方、両親、周りの人々の支えと応援に応えたいという気持ちで頑張れました。あと最後はルーティンが大事だと思います。私の場合、朝食べるもの、着るものはいつも一緒でした。落ち着きたいときは近くの平河天満宮に行っていました。

 

―受かった瞬間どう感じた?

正直実感はなかったです。両親や周りの人が喜んでくれる姿を見て、自分にも嬉しさがこみ上げて来ました。時間が経つにつれ、ようやくこれから医学の勉強できるのとワクワクしました。

 

両親へ

 


 

―両親への思い

言い尽くせないほどの感謝の気持ちです、必ず良き医師になって恩返しします。